親が死ぬと、「死」という言葉に敏感になる。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/304316/

クレヨンしんちゃん」は、うちの両親から『絶対に見てはいけないアニメ』と禁止されていた番組でした。
理由は、よく言われる「下品だから」とか「教育に悪い」とかだったんだけども、よく考えたら「Dr.スランプ アラレちゃん」も大概じゃないかwwwとか思ったり。(「アラレちゃん」は好きなんですよ、両親ともに。)
まあ、アニメが始まった当時は、「下品で教育に悪い」と世間で言われてたこともあったし、恐らく絵柄もあまり好きではなかったんだと思います。
こうして、私は育ってきたので、下ネタを聞くのも話すのもあまり好きではないですし、今でも「クレしん」を見たいとは思わないんですよね。。。ごめんなさい。

今回の臼井先生失踪の報道から、mixiユーザーの日記を見ていると、たくさん心配する声があって、あまりの人気さに驚きました。
「下品で教育に悪い」と言われていたのに、こんなにも支持されていたとは。
視聴を禁止させてた世帯は割と少数派だったのかと思いました。
ここまで絶大な支持を受けていた漫画の作者さんが急死されたことは、例え自分が興味なかったものでもショックを受けるものです。

それにしても、死亡推定日が11日とのことで、顔に傷があったり、複雑骨折もされてたそうですが、顔は見れるような感じだったのかなぁと。
人間って、数日経つと腐敗するっていうじゃないですか。・・・うちの父親がそうでしたけどね。

先月に、うちの会社の社員さんが事故で亡くなられて、お葬式に参列し、最期のお別れでお顔を見れたのですが、「ああ、顔見れるっていいなぁ」と思ったんです。
おじいちゃんやおばあちゃんが死んだときは、「死人の顔見るなんて嫌だ」って思ったけど、「顔見てお別れの言葉がかけられる」ことは良いことだったんだなぁと気付きました。
父は、一人で死んで、発見するまで約1ヶ月だったので、かなり腐乱しており、警察側も「遺族には見せられない」と言われたんです。「見たい」といえば見れたのかなーと今思うけど、母は、「見たのは私だけでいい」と頑なに言ってました。

臼井先生のご遺族も、お顔を見てお別れを言えてたら良いなぁーと思ってます。


最後に、臼井先生のご冥福をお祈り致します。